STRUCTURE 構造

ゆるぎない強さと安心感

シティタワー大阪の構造
地震に強い高層建築の強みを十二分に生かせる、スリムな形状の『シティタワー大阪』は、その躯体を、構造面での設計や部材、装置など多面的なアプローチにより、さらに耐久性や制振性を高め、よりハイレベルな強さと快適な居住性が実現しています。『シティタワー大阪』の構造的特色は、スーパートラス架構、強度に優れたCFT柱、そしてスロッシングダンパー(制振装置)の3点です。それらが相まって、耐震性能と安心できる居住性能を発揮してくれます。
※大阪市市街地住宅総合設計制度を利用し、平成13年9月に構造性能評価・防災性能評価を取得しています。

スーパートラス架構

シティタワー大阪のスーパートラス架構イメージ画像
スリムなシルエットながら、風や地震、建物自体の重力などに対して頑強な構造とするために、住戸フロア中心部の2本の柱を、地上2階から地下へ三角形に大きく広げた「スーパートラス架構」が採用されています。建物の外側に向かって斜めに傾けた柱によって、建物の重みをより外へと流して、地下の見えないところでしっかりとふんばる安定した構造となっています。

CFT柱・SC梁

シティタワー大阪のCFT柱・SC梁
『シティタワー大阪』の柱には、最大厚さ45mmの鋼管に、最大60N/mm²コンクリートを充填した「CFT柱」が採用されています。この柱は、充填されたコンクリートは鋼管の変形を防ぎ、鋼管の「たが」効果がコンクリートの強度と靱性を飛躍的に向上させるという相乗効果をもたらし、強靭な建物構造が実現しています。また、CFT柱とともに建物を支えるのが、コアフレームとアウトフレームとを繋ぐSC梁です。H型鋼に鉄筋コンクリートを被覆した構造が、高い強度と剛性を実現しています。

支持地盤

シティタワー大阪の支持地盤
『シティタワー大阪』は、深さ約60mまで79本の杭が打ち込まれています。これにより、天満層の下にある粘土や土砂の堆積層を越えて、さらに深く堅固な砂礫層に到達し、より安定した支持地盤でしっかりと躯体が支えられています。

約3,200mmの階高

シティタワー大阪の約3,200mmの階高
各住戸の階高は約3,200mmとなっています。このゆとりの階高により、メンテナンス性の高い二重天井・二重床構造を実現するとともに、室内に開放的な空間が生み出されています。

給・排水管を共用廊下側に集約

シティタワー大阪の給・排水管
『シティタワー大阪』では、各住戸の給水及び排水管を共用廊下側に集約する配管方式が採用されています。将来の可変性に対応した基本構造となっています。

二重天井・二重床構造

シティタワー大阪の二重天井・二重床構造
3,200mmという高い階高を生かして、二重天井・二重床が採用されています。天井裏に電気配線や空調ダクトを、床下に給排水管を設置することで、水廻り位置が限定されず、将来の間取り変更にも容易に対応できます。また、遮音性も高められた構造となっています。

スロッシングダンパー

水の力で揺れを抑える制振装置「スロッシングダンパー」が採用されています。これは直径2mを超える大きくて浅い桶状の容器を何段も重ねた装置となっています。それぞれの中には水が浅く入っていて、建物が揺れると、それをうち消すように移動する水の動きを利用し、風による振動エネルギーを水の波と流れに変換し、揺れを吸収する仕組みとなっています。メンテナンスが不要、電気代等のランニングコストがかからないなど優れた性能とコストパフォーマンスのよさ、また大地震などの災害時にも安全な仕様となっています。

国土交通大臣認定を取得

『シティタワー大阪』は、国土交通大臣認定が取得されています。高さが地上60mを超える高層建物には耐震性などの安全性について、財団法人日本建築総合試験所を通して通常の建築にはない、厳格な審査が課せられています。そしてその基準をクリアしたものだけが国土交通大臣の認定を受け、建設を許されます。

※コンクリートについての説明は、住棟(住宅を含む建物)の壁、床、柱、梁、基礎等に使用されているコンクリートについてのものであり、電気室やゴミ置場等の付属建物、機械式駐車場ピット等の工作物、外構の塀や擁壁、花壇の基礎等、その他エントランスアプローチや駐輪場等土間や杭に使用されるコンクリートは対象外となります。
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